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テグシガルパ市役所 AMDC www.amdc.hn 中米ホンジュラスの紹介 国の現状 新プロジェクトの見通し 水・衛生 国際協力機構 米州開発銀行 JICA-DIB 20171

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テグシガルパ市役所AMDC

テグシガルパ市役所AMDC

www.amdc.hn

中米ホンジュラスの紹介

国の現状新プロジェクトの見通し

水・衛生

国際協力機構米州開発銀行

JICA-DIB2017年1月

ホンジュラスの状況

国家統計局のデータによると、2013年 の ホ ン ジ ュ ラ ス の 人 口 は8,303,771人で、そのうち12.5%が飲料水に、18.43%が下水設備にアクセスできない状態である。

この普及率は、103万8000人のホンジュラス人が飲料水を利用できず、153万人がより良い下水設備を利用できないということである。

これは都市部の人口の53.4%、地方の人口の46.6%、合計2,153,052人である。

飲料水にアクセスできない%

出典:人口・住居調査INE2001, RAS-HONを元に著者作製

図2 国の下水サービスにアクセスできない割合

下水設備にアクセスできない%

政策

国家ビジョンと国家計画法。第3条。「国の経済と社会の安全性を保証するため、水は人間の権利であり国家の優先的な戦略資源であると宣言する。命や家庭の機能を維持し、エネルギー生成、灌漑、その他の商業的な利用を維持するための水の使用は、環境の持続可能性と両立するために国家によって管理され、水と衛生部門に関する枠組み法に定められたところに従ってしかるべく補償されるべきである。」

国家政策

理念:ホンジュラスは飲料水・下水設備の権利を生活やすべての人権を享受するために不可欠な人間の権利であると認識している。飲料水・下水設備の権利は尊厳ある生活や健康に過ごす権利と密接に関わっている。

この原則は上下水道普及の願いを反映している。さらにこれらの法律は人間による消費が他の水の利用より優先し特別扱いされるものであるとの認識を示している。

セクター政策

サービスの移管プロセス

1. 2015年5月、水衛生監督庁(ERSAPS)が上下水道システムを移管する機関とし

てテグシガルパ市役所(AMDC)を選出し、上下水道行政区局(UMAPS)が本

サービスを提供する役割を担うと宣言する。

2. UMAPSの設立協定が策定され、市行政協力審議会によって承認された。AMDCのそれぞれのユニットは技術的、財政的、運営的に自立し、管理者会議に市民社

会が積極的に参加する。

3. 今年の3月に衛生的な上下水道サービスの段階的な移管についての枠組み協定へ

の調印を目指す。

4. 衛生的な上下水道サービスの 初の機能エリアのテグシガルパ市首都圏への移管

は今年の7月から行われる予定である。

5. サービスの移管を完遂するために、新たな事業者として上下水道公社を指名した。

この公社はAMDCの強い指揮下にある団体である。

6. 水と衛生部門に関する枠組み法が承認された13年後に初めて、共和国大統領と

テグシガルパ市長がサービス移管を行う政治的意思を表明した。

優先順位の高いプロジェクト飲料水・下水設備の供給

テグシガルパ市首都圏、ホンジュラス、中米

現在必要とされているインフラを賄うために首都には巨額の投資が必要であり、そのための

プロジェクトの調査と概要が以下のように定められた。

a. 地域的な観点から首都およびその周辺都市に恩恵を与えるためホセ・セシリオ・デル・

バジェダム(ナカオメ川)から2.6 m³/sの新たな水路を建設

b. オホホナ川にダムを建設(15 mm³、流量0.45 m³/s)、ロス・ラウレレスダムの沈殿物の

除去(浚渫)

c. アティージョに浄水場を建設、ピカチョ浄水場の処理量を向上(モジュール300リットル/s)

d. 異なる供給源から首都圏の送水管に供給する際の相乗効果をあげるための一次配水系の強化(57 km、内径600~1200 mm)

e. i) 次世代技術を利用した微細的・巨視的計測、ii) 物理的な漏水の検出と管理により需要の管理を行い、収益を生まない水の割合を減らすための配水系の分割

f. リオ・デル・オンブレダム(104 mm³、流量2 m³/s)およびグアセリケIIダム(82 mm³、流量1.0 m³/s)の実行可能性調査も実施

g. 首都の人口の17%に対応するサン・ホセ・デ・ラ・ベガ処理場の能力向上h. ラウレレスダム(2番目に重要なダム)に下水の排出物が流れ込むのを防ぐための衛生的

な下水処理施設の建設i. チョルテカ川に幹線渠(9.0 km、φ = 1200および1500 mm)および下水処理施設(2.0

m³/s)を建設

プロジェクトの調査と概要

首都圏および周辺自治体の飲料水用のナカオメ川ダム利用プロジェクトは現市行政の主導によって行われている。

目的:

地域的な観点から首都圏および周辺自治体に恩恵を与えるための水の新たな供給源として寄与。この地域は現在の時点で需要の面で深刻な問題を抱えており、これはナカオメ谷地域プロジェクトの一環である。

住民の福祉やテグシガルパの持続的な都市開発のために現在必要な需要に速やかに対応できる新たな供給源として寄与。

本プロジェクトは首都の南に位置し、飲料水供給用の水の配水・加圧システムについてのプロジェクトであり、ホセ・セシリオ・デル・バジェダムでタービンを回した排水を利用し、この水を後でコンセプシオンダムの配水システムと合わせて首都の飲料水供給システムに組み込むことが目的である。

ナカオメ川ダムプロジェクト

区間の記載 タイプ 長さkm

呼び径(mm)

汲み上げポンプNo. 1から再汲み上げポンプNo. 2 加圧 6.6 1,200

再汲み上げポンプNo. 2から再汲み上げポンプNo. 3 加圧 3.9 1,200

再汲み上げポンプNo. 3から再汲み上げポンプNo. 4 加圧 3.2 1,200

再汲み上げポンプNo. 4から再汲み上げポンプNo. 5 加圧 7.5 1,200

再汲み上げポンプNo. 5から再汲み上げポンプNo. 6 加圧 14.4 1,200

再汲み上げポンプNo. 6から配水場 加圧 4.52 1,200

配水場からコンセプシオン浄水場のタンク 重力 13.6 1,200

計 53.7

配管と勾配

重力による区間

プロジェクト費用の予備的試算

プロジェクトの予備的な概要によると、投資要請の 初の見積りでは15%の予備費を含めて112,0000,0000米ドル程度であったが、実行可能性調査、研究、設計の費用とその他工学的な費用を考慮に入れると合計総額は1億1500万米ドル程度になると考えられる。

ホセ・セシリオ・デル・バジェダム

ナカオメ川

取水口建設

現在の川の取水口

CA5南道路

ダムへの道

モラムルカ川

プロジェクトの効果

首都への供給能力の向上:給水が増加することで十分な流量が得られ、サービス提供の即時改善を伴いながら供給を補い高い需要を満たすことができる。

テグシガルパの社会・経済発展を支援、給水サービスが不足していることによる、経済的損失を伴った好ましくない状況への即時解決策となる。

高地でのポンプを減らす。現在は専ら加圧ポンプ(揚水場)を用いてテグシガルパおよびその周辺都市の配水センターに排水しているが、標高1520 mのセロ・デ・ウラ(Cerro de Hula)地区の配水センターに到達すれば重力で配水することができ、送水ポンプが不要となる。

付加的な恩恵:本プロジェクトは地域的な観点で行われ、その実行の過程でサバナ・グランデ、サン・ブエナ・ベントゥーラ、サンタ・アナ、オホホナ等首都周辺自治体に十分な水を供給できる可能性があり、セロ・デ・ウラ地区の都市化に向けた追い風となる。

重要な挑戦:本プロジェクトは、主要なインフラは既に建設済み(ダム)でプロジェクトの工期は比較的短いことから、首都やその周辺自治体の住民が苦しんでいる深刻な問題に速やかに貢献することができる。

ありがとうございました!

ホセ・セシリオ・デル・バジェダム《ナカオメ》

プロジェクトの目的: 首都およびナカオメ谷地域送水路が通る地域を含

む周辺自治体のための、速やかで影響力の大きいプロジェクトの策定

現在給水サービスが悪いかない状態にある都市周辺地域住民を含む首都および周辺自治体の住民に恩恵を与える。

現在夏場に約54%の水不足が発生しているが、そ

の水不足を軽減する。給水時間の伸長、給水回数増加のため。

プロジェクトの概算総額:1億1500万米ドル補償金は除く。

受益者数:1,200,000人

プロジェクトの内容: 長さ40 kmのポンプ導水管 長さ13 kmの重力による導水管 2.0 m3/sの浄水場 5つのポンプ場

プロジェクトサイト:ホセ・セシリオ・デル・バジェダム、ナカオメ川レヒオン・クアルタ(Región Cuarta)

プロジェクトの目的: 104.0 m3を貯水しテグシガルパ市民に供給する

のを目的にリオ・デル・オンブレ#7ダムを建設 約1,300,000人のための給水サービスの質の向

経済発展および住民の福祉や健康を向上させるための首都の水需要を賄う。

プロジェクトの内容: 全長615 m、高さ75 m、堤頂10 mのダム 100 mmの導水管を6.7 km、1200 mmを14.4 km

の、全長21.1 kmの導水管の設置 2.12 m3/sの高速濾過浄水場 2つのポンプ場 2基の貯水タンク、1つが4,000 m3、もう1つが

7,000 m3

455 kWの発電能力がある発電所

受益者数:1,300,000人

プロジェクトの概算総額:2億7000万米ドル、300万米ドルの補償金を除く。

プロジェクトサイト:テグシガルパ市首都圏、フランシスコ・モラサン、レヒオン・クアルタ

リオ・デル・オンブレダム

自然の土地

1 遮水壁2 トランジション3 フィルター4 ドレーン5 ロックフィル6 捨て石

注入シールド

ドレーン

注入・調査用坑道

ドレーン

導水管プロジェクト

リオ・デル・オンブレサイト7

リオ・デル・オンブレダム

サイト7

凡例

リオ・デル・オンブレタンク

リオ・デル・オンブレポンプ場

リオ・デル・オンブレ発電所

リオ・デル・オンブレ処理場

リオ・デル・オンブレ導水管

代替案RH1

PTARH

EBRH1-1

発電

TRH1-1

代替案RH1

TRH1-2EBRH1-2

ヒニグアレダム

プロジェクトの目的: 首都のための速やかで影響力の大きいプロジェク

トの策定

テグシガルパ市民、特に現在給水サービスが悪いかない状態にある住民に恩恵を与える。

現在夏場に約57%の水不足が発生しているが、そ

の水不足を軽減する。給水時間の伸長、給水回数増加のため。

プロジェクトの概算総額:8000万米ドル、補償金は除く。

受益者数:1,200,000人

プロジェクトの内容: 約15 mm³を貯水するダム

コンセプシオンサブ導水系にある浄水場への重力による導水管

プロジェクトサイト:ヒニグアレダム、オロロナ川レヒオン・クアルタ

オホホナ市

プエブロ・ビエホ

ヒニグアレ

テグシガルパ市首都圏

パロ・セコ

サン・ラファエル

サンタ・アナ市

ヒニグアレの社会経済情報 新版

ヒニグアレプロジェクト構成物地図

記号市境線

コンセプシオンダム

グランデ川副流域

ヒニグアレ川小流域

キスカモテ川小流域

道路

水路

導水管

アラグアの集落

ダムの到達地点

建設 取水口 ヒニグアレ/上下水道公社

建設 取水口 キスカモテ/上下水道公社

ヒニアグレ・キスカモテ共同

出典:INE 2001;流域/DIAT - 上下水道公社地図作製ページ IGN

地図情報:UTM図法北グリッド、ゾーン16データ NAD-27スケール1:50,000

作製者:アンヒエ・ムリージョ