日本外傷データバンク報告 2013 (2008-2012) JAPAN ...55-59 2146 6.09 1518 7.73 752 3.40...

日本外傷データバンク報告 2013(2008-2012)

JAPAN TRAUMA DATA BANKJAPAN TRAUMA DATA BANKREPORT 2013 (2008-2012)

• 日本外傷学会トラウマレジストリー検討委員会

• 日本救急医学会診療の質評価指標に関する委員会

図1 JTDB参加施設名(全221施設順不同) 2013年3月

Japan Trauma Data Bank Report 2008-2012

手稲渓仁会病院北海道大学病院社会医療法人北斗北斗病院（独）国立病院機構北海道医療センター市立札幌病院日鋼記念病院札幌医科大学附属病院弘前大学医学部附属病院青森県立中央病院八戸市立市民病院岩手医科大学岩手県久慈病院大崎市民病院東北大学病院仙台市立病院石巻赤十字病院（独）国立病院機構仙台医療センター秋田赤十字病院福島県立医科大学太田西ノ内病院会津中央病院新潟市民病院新潟大学医歯学総合病院高次救命災害治療センター茨城西南医療センター病院（独）国立病院機構水戸医療センター筑波大学附属病院筑波メディカルセンター病院獨協医科大学病院救命救急センター

日本医科大学多摩永山病院東京医科大学東京医科大学八王子医療センター慶應大学病院聖路加国際病院帝京大学東邦大学医療センター大森病院（独）国立国際医療研究センター東京大学医学部附属病院公立昭和病院東京女子医科大学東医療センター日本医科大学付属病院杏林大学医学部附属病院駿河台日本大学病院東京女子医科大学青梅市立総合病院日本大学医学部附属板橋病院東京医科歯科大学医学部附属病院東京都立墨東病院昭和大学横浜市北部病院（独）国立病院機構横浜医療センター日本医科大学武蔵小杉病院救命救急センター済生会横浜市東部病院救命救急センター聖マリアンナ医科大学湘南鎌倉総合病院横浜市立市民病院小田原市立病院横須賀共済病院

岐阜大学医学部附属病院沼津市立病院静岡赤十字病院静岡県立こども病院静岡済生会総合病院順天堂大学医学部附属静岡病院聖隷三方ヶ原病院豊橋市民病院総合大雄会病院藤田保健衛生大学名古屋市立大学病院半田市立半田病院愛知医科大学医学部附属病院名古屋掖済会病院社会保険中京病院岡崎市民病院三重大学医学部付属病院近江八幡市立総合医療センター済生会滋賀県病院京都第二赤十字病院（独）国立病院機構京都医療センター洛和会音羽病院市立福知山市民病院地域救命救急センター京都第一赤十字病院大阪府泉州救命救急センター大阪府済生会千里病院千里救命救急センター大阪府立急性期・総合医療センター阪和記念病院

（独）国立病院機構呉医療センター中国がんセンター福山市民病院県立広島病院中国労災病院（独）国立病院機構関門医療センター徳山中央病院山口県立総合医療センター山口大学医学部附属病院徳島県立海部病院徳島県立中央病院香川大学医学部附属病院愛媛県立中央病院愛媛大学医学部附属病院救急部高知医療センター社会医療法人近森会近森病院ER久留米大学病院高度救命救急センター飯塚病院健和会大手町病院北九州市立八幡病院九州大学病院北九州総合病院小倉記念病院福岡和白病院福岡赤十字病院（独）国立病院機構福岡東医療センター済生会福岡総合病院福岡大学病院雪ノ聖母会聖マリア病院

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横須賀共済病院平塚市民病院藤沢市民病院救命救急センター関東労災病院横浜労災病院横浜市立大学医学部附属市民総合医療センター東海大学医学部付属病院昭和大学藤が丘病院北里大学病院横須賀市立うわまち病院横浜市立みなと赤十字病院厚生連高岡病院市立砺波総合病院富山県立中央病院富山大学附属病院金沢大学附属病院福井県立病院福井大学医学部附属病院山梨県立中央病院社会医療法人財団慈泉会相澤病院諏訪赤十字病院飯田市立病院伊那中央病院佐久総合病院信州大学医学部附属病院高山赤十字病院大垣市民病院下呂市立金山病院JA岐阜厚生連中濃病院

阪和記念病院（独）国立病院機構大阪医療センター大阪府立中河内救命救急センター大阪府三島救命救急センター近畿大学医学部附属病院岸和田徳洲会病院大阪大学医学部附属病院大阪市立総合医療センター関西医科大学附属滝井病院大阪市立大学医学部附属病院兵庫県立西宮病院兵庫県立加古川医療センター兵庫県立淡路病院兵庫医科大学病院神戸市立医療センター中央市民病院神戸大学医学部附属病院兵庫県災害医療センター公立豊岡病院但馬救命救急センター公立村岡病院関西労災病院奈良県立奈良病院奈良県立医科大学和歌山県立医科大学附属病院鳥取大学医学部付属病院津山中央病院救命救急センター川崎医科大学附属病院倉敷中央病院岡山大学病院広島大学病院

雪ノ聖母会聖マリア病院佐賀大学医学部附属病院佐賀県立病院好生館外傷センター（独）国立病院機構嬉野医療センター長崎大学病院（独）国立病院機構長崎医療センター荒尾市民病院熊本赤十字病院熊本医療センター社会福祉法人恩賜財団済生会熊本病院大分大学医学部附属病院県立宮崎病院宮崎大学医学部附属病院宮崎善仁会病院都城市郡医師会病院愛心会大隅鹿屋病院鹿児島市立病院沖縄県立中部病院沖縄県立北部病院琉球大学医学部附属病院浦添総合病院敬愛会中頭病院


施設数


図2 地方別の参加施設数


患者数（名）


図3 全症例年齢分布年齢（歳）


患者数（名）

図4 性別年齢分布


年齢（歳）

患者

数（人

）


図5 受傷機転別の患者数

患



受傷機転患者数（人）受傷機転別患者数の割合(％)

交通事故 35220 36.72

転倒 22090 23.03

墜落・転落 19643 20.48

その他の鈍的、鋭的損傷 2864 2.99

刺創・切創 2849 2.97

火災 / 熱傷 2600 2.71

スポーツ中の事故 1361 1.42

重量物による挟圧 1176 1.23

表5 受傷機転別の患者数の割合© Japan Trauma Care and Research 2013. All Rights Reserved Worldwide

機械による外傷 1081 1.13

その他の車両事故 863 0.90

落下物、飛来物 703 0.73

爆発 187 0.19

杙創（刺杭創） 82 0.09

銃創 41 0.04

記載なし 5164 5.38

計 95924 100.00

患者

数（人

）


年齢（歳）

図6 受傷機転別患者数の年齢分布



年齢範囲（歳）

交通外傷（人）

年齢層別割合（％）

墜落/転落（人）


転倒（人）年齢層別割合（％）

刺創/切創（人）


火災/熱傷（人）

年齢層別

割合（％）

その他の鈍的鋭的損傷

（人）


0-4 353 1.00 464 2.36 187 0.85 24 0.84 256 9.85 97 3.39

5-9 1133 3.22 477 2.43 233 1.05 19 0.67 42 1.62 74 2.58

10-14 878 2.49 343 1.75 176 0.80 27 0.95 22 0.85 79 2.76

15-19 3197 9.08 509 2.59 84 0.38 74 2.60 41 1.58 134 4.68

20-24 3068 8.71 882 4.49 109 0.49 172 6.04 93 3.58 132 4.61

25-29 2084 5.92 869 4.42 116 0.53 220 7.72 92 3.54 204 7.12

30-34 1913 5.43 936 4.77 149 0.67 203 7.13 102 3.92 158 5.52

35-39 2186 6.21 1133 5.77 225 1.02 253 8.88 144 5.54 202 7.05

40-44 2027 5.76 1090 5.55 286 1.29 283 9.93 154 5.92 195 6.81

45-49 1897 5.39 1067 5.43 307 1.39 252 8.85 140 5.38 186 6.49

表6 受傷機転別の年齢層別分布


45-49 1897 5.39 1067 5.43 307 1.39 252 8.85 140 5.38 186 6.49

50-54 1841 5.23 1138 5.79 537 2.43 237 8.32 157 6.04 154 5.38

55-59 2146 6.09 1518 7.73 752 3.40 226 7.93 158 6.08 186 6.49

60-64 2646 7.51 2003 10.20 1253 5.67 253 8.88 220 8.46 214 7.47

65-69 2328 6.61 1795 9.14 1381 6.25 207 7.27 174 6.69 193 6.74

70-74 2395 6.80 1622 8.26 2074 9.39 140 4.91 196 7.54 195 6.81

75-79 2311 6.56 1575 8.02 3115 14.10 123 4.32 189 7.27 166 5.80

80-84 1712 4.86 1116 5.68 4038 18.28 78 2.74 225 8.65 131 4.57

85-89 787 2.23 679 3.46 3943 17.85 31 1.09 133 5.12 88 3.07

>=90 246 0.70 362 1.84 3103 14.05 17 0.60 56 2.15 67 2.34

記載なし 72 0.20 65 0.33 22 0.10 10 0.35 6 0.23 9 0.31

計 35220 100 19643 100 22090 100 2849 100 2600 100 2864 100


図7 受傷機転別の死亡数




図8 年齢別の死亡率



図9 性別と年齢別の患者死亡率


図10 受傷機転と年齢別の患者死亡率


人


図11A 受傷から死亡までの入院期間と症例数 n =10,250

「1日以内」には、心肺停止症例と初療室での死亡を含む。



受傷機転


図11B 受傷転機別の「受傷から死亡までの日数」の症例分布 n = 10,250

人


交通事故墜落・転落転倒記載なし火災・熱傷その他の

鋭的・鈍的外傷刺創・切創

その他の車両乗車中・電車接触

１日以内 2341 1863 125 290 105 118 172 129

2-7日 1084 573 319 159 179 83 33 24

8-28日 450 263 275 58 112 32 13 7

29日以上 163 97 207 39 106 14 10 1

記載なし 265 127 23 27 18 14 9 12

計 4303 2923 949 573 520 261 237 173


表11B 受傷転機別の「受傷から死亡までの日数」の症例分布 n = 10,250

重量物による狭圧

落下物・飛来物機械による外傷スポーツ中の

事故銃創爆発

杙創(刺杭創）

計

１日以内 108 39 20 6 13 0 1 5330

2-7日 23 11 6 7 2 5 1 2509

8-28日 14 4 7 4 0 3 0 1242

29日以上 9 2 3 2 0 2 0 655

記載なし 10 3 3 1 1 0 1 514

計 164 59 39 20 16 10 3 10250


受傷機転

その他の鋭的・鈍的外傷


機械による外傷

落下物・飛来物

スポーツ中の事故


爆発

杙創(刺杭創）

銃創

52762

30693

29246

19139

16083

13068

2795

1184

616


図12 受傷転機別の累積入院日数 n = 85,142

人

症例数は85,142で、累積入院日数は2,270,401であった。

0 100000 200000 300000 400000 500000 600000 700000 800000 900000

交通事故

転倒

墜落・転落

刺創・切創

火災・熱傷

記載なし


860481

569106

456711

80362

73015

65140

52762


累積入院日数平均入院日数

交通事故 32064 37.66% 860481 26.84

転倒 20019 23.51% 569106 28.43

墜落・転落 17873 20.99% 456711 25.55

刺創・切創 2507 2.94% 80362 32.06

火災・熱傷 2306 2.71% 73015 31.66

記載なし 3245 3.81% 65140 20.07

その他の鋭的・鈍的外傷 2448 2.88% 52762 21.55

重量物による狭圧 1042 1.22% 30693 29.46

症例数


表12 受傷機転別の症例数、累積入院日数、平均入院日数 n = 85,142

重量物による狭圧 1042 1.22% 30693 29.46

機械による外傷 912 1.07% 29246 32.07

落下物・飛来物 912 1.07% 19139 20.99

スポーツ中の事故 1168 1.37% 16083 13.77

その他の車両乗車中・電車接触 401 0.47% 13068 32.59

爆発 139 0.16% 2795 20.11

杙創(刺杭創） 73 0.09% 1184 16.22

銃創 33 0.04% 616 18.67

計 85142 2270401 26.67


受傷機転


機械による外傷

落下物・飛来物

スポーツ中の事故


爆発

杙創(刺杭創）

銃創


図13 受傷機転別の平均入院日数 n = 85,142 平均在院日数（日）

0 5 10 15 20 25 30 35

交通事故

転倒

墜落・転落

刺創・切創

火災・熱傷

記載なし


1－8 （16.0 % ：15378 例）

25－40（15.1 % ：14522 例）

41-75 （5.0 % ：4758 例）

不明（5.2 % ：4974 例）

N = 95924


9－15 （38.5 % ：36923 例）16－24 （20.2 % ：19369 例）

図14 ISSカテゴリー別の症例数と割合



3000

4000

5000

6000

7000

8000

症例

数（人

）

1-8

9-15

16-24

25-40

ISS

N = 90789


0

1000

2000

3000

0

1-4

5-9

10

-14

15

-19

20

-24

25

-34

35

-44

45

-54

55

-64

65

-74

75

-84

85

-

症

25-40

41-75

年齢（歳）

図15 ISSカテゴリー別の症例数の年齢分布


年齢ISS 0 1-4 5-9 10-14 15-19 20-24 25-34 35-44 45-54 55-64 65-74 75-84 85- 不明計

1-8 62 365 543 485 1112 1304 1934 2004 1651 2074 1704 1463 640 37 15378

9-15 79 372 844 751 1495 1489 2506 2905 2974 4335 5010 7463 6661 39 36923

16-24 115 222 408 312 815 950 1501 1883 2081 3219 3413 3173 1255 22 19369

25-40 36 99 232 203 764 747 1263 1496 1419 2266 2553 2466 945 33 14522


表15 ISSカテゴリー別の症例数の年齢分布

25-40 36 99 232 203 764 747 1263 1496 1419 2266 2553 2466 945 33 14522

41-75 3 30 40 59 273 341 537 629 536 710 714 635 221 30 4758

不明 20 66 70 79 272 351 545 581 525 645 718 631 330 141 4974

計 315 1154 2137 1889 4731 5182 8286 9498 9186 13249 14112 15831 10052 302 95924


1－8 （1.2 % : 127 例）

9－15 （8.1 % : 824 例）

16－24（14.5 % : 1481 例）

41-75 （27.5 % : 2804 例）

不明（6.1 % : 623 例）


25－40 （43.0 % : 4391 例）

図16A ISSカテゴリー別の死亡数の割合


30

40

50

60

70

N = 10250

死亡

率（％

）


0

10

20

1-8 9-15 16-24 25-40 41-75 不明

図16B ISSカテゴリー別の死亡率

ISSカテゴリー

死


400

600

800

1000

1200

1-8

9-15

16-24

25-40

症例

数（人

）N = 9588

ISS


0

200

400

0

1-4

5-9

10

-14

15

-19

20

-24

25

-34

35

-44

45

-54

55

-64

65

-74

75

-84

85

-

41-75

図17 ISSカテゴリー別死亡数の年齢分布

症

年齢（歳）


年齢

ISS 0 1-4 5-9 10-14 15-19 20-24 25-34 35-44 45-54 55-64 65-74 75-84 85- 不明計

1-8 0 0 0 0 3 2 8 15 11 15 22 30 21 0 127

9-15 2 4 5 2 17 24 33 48 48 90 130 212 208 1 824

16-24 3 6 7 6 35 50 90 118 130 211 294 339 187 5 1481

25-40 5 19 29 31 144 161 291 386 363 697 848 974 434 9 4391


表17 ISSカテゴリー別死亡数の年齢分布

25-40 5 19 29 31 144 161 291 386 363 697 848 974 434 9 4391

41-75 3 23 20 24 135 181 301 349 315 415 435 417 162 24 2804

不明 1 2 3 8 24 48 67 81 77 80 107 78 32 15 623

計 14 54 64 71 358 466 790 997 944 1508 1836 2050 1044 54 10250

60

80

100

120

140

160

n=950

男性 n=575

女性 n=375


死亡

数（人

）

0

20

40

0 1-4 5-9 10-14 15-19 20-24 25-34 35-44 45-54 55-64 65-74 75-84 85-

年齢（歳）

図18 ISS 15以下の死亡数の性別年齢分布


400

600

800

1000

1200

n=9,245

男性 n=6,269

女性 n=2,976


死亡

数（人

）

0

200

0 1-4 5-9 10-

14

15-

19

20-

24

25-

34

35-

44

45-

54

55-

64

65-

74

75-

84

85-

年齢（歳）


図19 ISS 16以上の死亡数の性別年齢分布

400000

500000

600000

700000

800000

900000

1000000累

積入

院日

数


35,712人

18,631人13,755人

n=85,998

0

100000

200000

300000

1-8 9-15 16-24 25-40 41-75

図20A ISS カテゴリー別の累積入院日数

累積

入院

日数

ISSカテゴリー


13,595人4,305人

20

25

30

35

40

平均

入院

日数


165,077日

863013日

35,712人

476,506日

18,631人

440,447日

13,755人

111,095日

4,305人

n=85,998

0

5

10

15

1-8 9-15 16-24 25-40 41-75

図20B ISS カテゴリー別の平均入院日数

平均

入院

日数

ISSカテゴリー


165,077日

13,595人


0-0.25; 4,936例;5.1%

0.25-0.5; 2,098例; 2.2%

0.5-0.75; 2,887例; 3.0%計算不能; 25,491例;26.6%

0-0.25

0.25-0.5

0.5-0.75

0.75-1.0

計算不能


0.75-1.0; 60,512例;63.1%

計算不能

n=95,924

Ps(0.75－1.0)の症例が63.1％を占め、最も多かった。また、Psの計算に必要な項目が欠損している症例が26.6%あった。

図21 Probability of survival (Ps) カテゴリー別の症例数の割合


0-0.1; 3,220例;31.4%

計算不能; 2,867

例; 28.0%

0-0.1

0.1-0.2

0.2-0.3

0.3-0.4

0.4-0.5

0.5-0.6


0.1-0.2; 515例;5.0%

0.2-0.3; 615例;6.0%

0.3-0.4; 286例;2.8%

0.4-0.5; 411例;4.0%0.5-0.6; 243例;

2.4%

0.6-0.7; 498例;4.9%

0.7-0.8; 448例;4.4%

0.8-0.9; 452例;4.4%

0.9-1.0; 695例;6.8%

0.5-0.6

0.6-0.7

0.7-0.8

0.8-0.9

0.9-1.0

計算不能

Ps が0-0.1の群が死亡者の31.4%を占め、最も多かった。

n=10,250

図22A Probability of survival (Ps)カテゴリー別の死亡数の割合


0.3

0.4

0.5

0.6

0.7

0.8

0.9

1

死亡

率

0-0.1

0.1-0.2

0.2-0.3

0.3-0.4

0.4-0.5


0

0.1

0.2

Ps

0.5-0.6

0.6-0.7

0.7-0.8

0.8-0.9

0.9-1.0

計算不能

n=85,585

Psが0-0.1の群では死亡率は93.6％であったが、0.9-1.0 の群では1.4%であった。Psが高くなるにつれて死亡率は減少する傾向があった。(転帰欠損症例はこの分析から除外した）

図22B 各Probability of survival (Ps) カテゴリーの死亡率

800

1000

1200

1400

1600

1800

2000

症例

数（人）

四輪車

自動二輪車

自転車


0

200

400

600

年齢（歳）

歩行者

図23 交通事故患者における種類別および年齢別の患者数 (n = 35,129)



300

400

500

600

700

800

900

症例

数（人）

四輪車両運転者

四輪車助手席同乗

四輪車後部座席同乗


0

100

200

300

年齢（歳）

四輪車後部座席同乗

図24 四輪車事故症例数の運転者・乗客別年齢分布 (n = 9,906)


300

400

500

600

700

症例

数（人）

男性

女性


0

100

200

年齢（歳）

図25 四輪者事故（運転者）症例数の性別年齢分布 (n = 7,442)


40

60

80

100

120

症例

数（人）

男性

女性


0

20

40

年齢（歳）

図26 四輪者事故（助手席）症例数の性別年齢分布 (n = 1,366)

8

10

12

14

16

18

20

40

50

60

70

80

90

100

死亡率（％）死亡者人数


～10１1～

15

１5～

20

21～

25

26～

30

31～

35

36～

40

41～

45

46～

50

51～

55

56～

60

61～

65

66～

70

71～

75

75～

8081～

死亡者数 0 0 26 44 34 28 43 36 40 35 58 87 56 72 65 66

死亡率（％） 0 0.0 8.6 5.7 5.9 5.3 6.8 6.5 8.0 6.8 9.6 12.4 11.5 15.0 16.2 17.4

0

2

4

6

0

10

20

30

年齢


図27 四輪車における運転手の年齢別死亡者数および死亡率


40

50

60

70

80

90

100死亡者人数


図28 性別および年齢別運転死亡者数

～10 １1～15 １5～20 21～25 26～30 31～35 36～40 41～45 46～50 51～55 56～60 61～65 66～70 71～75 75～80 81～

女性死亡者数 0 0 5 7 5 4 4 2 5 9 12 11 9 12 10 6

男性死亡者数 0 0 21 37 29 24 39 34 35 26 46 76 47 60 55 60

0

10

20

30

40

年齢

自損（自殺企図）,

6512, 7.0%

労災, 4926, 5.3%

傷害, 1596, 1.7%

その他, 516, 0.6%

不明, 1863, 2.0%


不慮の事故,

77580, 83.4%

6512, 7.0%


図29 外傷原因別の登録患者比率



労災, 422, 4.2%

傷害, 158, 1.6%

その他, 54, 0.5%

不明, 534, 5.3%


図30 外傷原因別の死亡者比率

不慮の事故,

7096, 70.6%


1789, 17.8%

女性 30218人36.7％

男性

女性


男性 52130人63.3％

年齢不詳は除外


図31 不慮の事故および労災による外傷患者の性別比率

男性

女性

患

者

数

（人）


4000

5000

6000

7000

8000

9000

年齢（歳）

女性（人）

図32 不慮の事故および労災による外傷患者の性別年齢分布


0

1000

2000

3000

年齢男性女性計

< 1 184 105 289

1‐ 4 674 403 1077

5‐ 9 1446 617 2063

10‐14 1307 427 1734

15‐19 3138 932 4070

20‐24 3225 920 4145

25‐34 5060 1228 6288


表32 不慮の事故および労災による外傷患者の性別年齢分布

35‐44 5951 1368 7319

45‐54 5811 1688 7499

55‐64 8184 3268 11452

65‐74 7732 4787 12519

75‐84 6822 7710 14532

85‐ 2592 6765 9361

52130 30218 82348


男性

女性

患

者

数

（人）


100

150

200

250

年齢（歳）

女性

図33 傷害による外傷患者の性別年齢分布

（人）


0

50

100

年齢男性女性計

< 1 6 2 8

1‐ 4 15 6 21

5‐ 9 13 7 20

10‐14 22 5 27

15‐19 94 17 111

20‐24 95 26 121

25‐34 212 60 272


35‐44 246 79 325

45‐54 180 43 223

55‐64 190 40 230

65‐74 91 37 128

75‐84 40 40 80

85‐ 7 17 24

1211 379 1590

表33 傷害による外傷患者の性別年齢分布


者数

(人)


200

250

300

350

400

450 女性

男性患

者

年齢（歳）


0

50

100

150

0- 10- 20- 30- 40- 50- 60- 70- 80- 90-

図34 自傷による外傷患者の性別年齢分布


年齢 0- 5- 10- 15- 20- 25- 30- 35- 40- 45- 50- 55- 60- 65- 70- 75- 80- 85- 90- 95- 不明計

女性 1 1 39 218 386 329 323 358 311 220 172 141 170 141 103 68 43 32 10 6 19 3,091

男性 1 5 26 142 296 301 301 347 318 291 273 257 262 217 139 134 71 22 20 3 23 3,449

計 2 6 65 360 682 630 624 705 629 511 445 398 432 358 242 202 114 54 30 9 42 6,540


表34 自傷による外傷患者の性別年齢分布

2 6 65 360 682 630 624 705 629 511 445 398 432 358 242 202 114 54 30 9 42 6,540


1819422

800000

1000000

1200000

1400000

1600000

1800000

2000000累

積入

院日

数


15704119986 32003 10076

0

200000

400000

600000

不慮の事故自傷傷害不明その他

図35A 外傷原因別の累積入院日数

「記載なし」とは、外傷原因の記載がないものを指す。

不慮の事故には、労災も含まれる。

累積

入院

日数


24.5

27.6

14.1

23 22.2

10

15

20

25

30

平均

入院

日数


0

5

10

不慮の事故自傷傷害不明その他

図35B 外傷原因別の平均入院日数

不慮の事故には、労災も含まれる。

平均

入院

日数


36,534

14,604

1,381

25,209

10,751

15,601

21,157

38,869

6,919

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

45,000症

例数

（人

）

図36 各部位損傷症例数


1,381

0

5,000

頭部

顔面

頸部

胸部

腹部および骨盤内臓器

脊椎

上肢

下肢

体表・熱傷・他の外傷


maxAIS 14,599

maxAIS 23,669

maxAIS 56,688

maxAIS 6362

詳細不明

166


図37A 頭部損傷とmax AIS重症度

maxAIS 310,524

maxAIS 410,526


maxAIS 3645

maxAIS 489

詳細不明

26


図37B 顔面損傷とmax AIS重症度

maxAIS 18,412

maxAIS 25,432


maxAIS 1602

maxAIS 471

maxAIS 523

詳細不明

126


図37C 頸部損傷とmax AIS重症度

602

maxAIS 2249

maxAIS 3310


maxAIS 12,207

maxAIS 22,036

maxAIS 4

maxAIS 52,528

maxAIS 6380

詳細不明

218


図37D 胸部損傷とmax AIS重症度

maxAIS 310,291

maxAIS 47,549


max AIS 41,559

max AIS 11,487

max AIS 5394

詳細不明82

max AIS 514


図37E 腹部および骨盤内臓器損傷とmax AIS重症度

max AIS 23,686

max AIS 33,529


max AIS 42,636

max AIS 1867

max AIS 5996

詳細不明69

max AIS 6274


図37F 脊椎損傷とmax AIS重症度

max AIS 26,684

max AIS 34,075


max AIS 15,194max AIS 3

5,044

詳細不明5


図37G 上肢損傷とmax AIS重症度

max AIS 210,914


max AIS 41,714

max AIS 14,681

max AIS 51,532

max AIS 28,077

詳細不明17


max AIS 322,848

図37H 下肢損傷とmax AIS重症度


max AIS 4347

max AIS 14,７１１

max AIS 5582

max AIS 3670

max AIS 689

図37I 体表・熱傷・他の外傷とmax AIS重症度


max AIS 2520

症例

数（人

）


20000

30000

40000

50000 48,242

20,831

図38 AIS損傷区分に基づく損傷箇所数と症例数

箇所

箇所

箇所

箇所

箇所

箇所

箇所

箇所

箇所

症


0

10000

1 2 3 4 5 6 7 8 9

13,126

6,160

2460676 102 3 1

日本外傷データバンク報告 2013（2008-2012)

JAPAN TRAUMA DATA BANKREPORT 2013 (2008-2012) 日本救急医学会診療の質評価指標に関する委員会

委員長浅利靖

日本外傷学会トラウマレジストリー検討委員会

委員長坂本哲也

タスクフォース青木則明

上野正人

内田靖之

2013年10月21日

内田靖之

織田順

阪本雄一郎

木村昭夫

齋藤大蔵

田中啓司

東平日出夫

中原慎二

林宗貴

福田充宏

増野智彦

山口芳裕

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